2009年12月19日

【トランスフォーマー/リベンジ】プライム、サム、シモンズの自己犠牲の精神



 前作『トランスフォーマー』から2年後という設定でサム・ウィトウィッキーが大学に進学するシーンから始まる。どうやら東海岸の大学らしい。図書館から逃げるシーンで使われていたのは、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」でも、シャイア・ラブーフが逃げ回った因縁の図書館というようなことが、音声解説で説明されていた。

  音声で解説しているのは

監督:マイケル・ベイ
脚本:ロベルト・オーチー
脚本:アレックス・カーツマン


の三人。脚本はこの二人にアーレン・クルーガーを加えたトリオが担当している。

 解説を聞いていると「自己犠牲、自己犠牲」と連発するので、最近のアメリカ映画の風潮なのかと思ってしまった。「スター・トレック」も、艦長の自己犠牲精神がスポック中佐考案の昇進試験「コバヤシマル」の課題だったからだ。

 しかし脚本を担当しているロベルト・オーチーとアレックス・カーツマンの二人は高校時代からコンビを組み、「スター・トレック」の脚本も担当している。「自己犠牲」は、どちらかの好むテーマのようだ。J・J・エイブラムスが監督した「M:i:III」でも共同で脚本を担当しているので、二人の脚本家の共通のテーマなのかも知れない。

 ジョン・F・ケネディの就任演説にある有名な言葉

Ask what you can do for your country.

の精神をいままだこの二人の脚本家を持ち続けているのだろう。あるいはアメリカで、国に尽くすという精神が失われつつあることの反動なのだろうか。

091219-01.jpg 新しくディセプティコンの親玉としてメガトロンのマスター、「ザ・フォールン」が登場。おかげでメガトロンの影は薄くなった。原題は「TRANSFORMERS: REVENGE OF THE FALLEN」であり、メガトロンの復讐ではない。復讐するのは、プライムたちに「マトリックス」を奪われてしまったフォールンなのである。もっともメガトロンより、小ずるく立ち回るスタースクリームの方がけっこう存在感があった。

 メガトロンの声は前作同様ヒューゴ・ウィーヴィングで、フォールンの声はトニー・トッド。トニー・トッドは最近の作品でいえば、「24 TWENTY FOUR リデンプション」や「24 -TWENTY FOUR- シーズン7」のジュマ将軍役の俳優だ。

 メガトロンが海底に沈められた後、ディセプティコン残党掃討部隊ネストが組まれていた。ジョシュ・デュアメルレノックス陸軍大尉は少佐になり、タイリース・ギブソンエップスは空軍の技術軍曹(USAF Tech Sergeant)から曹長(USAF Master Sergeant)へと一階級昇進している。レノックスの副官グラハム大尉はマシュー・マーズデンが演じているが、イギリス軍特殊部隊の出身らしい。ネストは当然ながら世界規模のタスクフォースである。

 トランスフォーマーでは軍の航空機をいろいろとみることができるのも楽しい。かつてディセプティコンの傭兵だったロートルのトランスフォーマー「ジェットファイア」は超音速・高高度偵察機の

SR-71 ブラックバード

に変身していた。ブラックバードはジェット機の中ではもっとも早く、マッハ3.3(1秒間に1km弱の速さ)の記録を持つ。ブラックバードがジェットファイアに変身するシーンはまるで「コックローチ」のように見えてしまったが目の錯覚か。また最新の大型長距離輸送機「C-17 グローブマスターIII」も登場する。C-17は最大で77トンの貨物搭載ができるらしい。はてさて、オプティマス・プライムの重量やいかに。







posted by jin-k at 11:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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