2017年05月06日

【ジェイソン・ボーン】アルジャーノンのスパイ映画版だったのか



 三部作で終わったとされたジェイソン・ボーンシリーズが再起動した。前作からおそらく十年以上が過ぎて、人目を逃れて生きてきたジェイソン・ボーンがCIAの陰謀に巻き込まれて、人間兵器ジェイソン・ボーン誕生の謎と、トレッド・ストーン作戦での父親の関与を知る。デイヴィッド・ウェッブがジェイソン・ボーンになった秘密が明らかになる。


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2016年10月30日

【オデッセイ】やっぱり火星は遠かった



 NASAが想定する火星でのサバイバルを描いたハードSF『火星の人』をリドリー・スコットが映画化したものが「オデッセイ」である。火星への有人ミッションで事故のため、ただ一人取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーが過酷を極める火星上で約一年半を生き延びて、地球から救助される様を描く。


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2014年01月08日

【ゼロ・グラビティ】「ゼロ」は蛇足だろ、「グラビティ」だけでいい



 スペースシャトルが衛星の破片によって破壊され、船外にいた宇宙飛行士が船外に取り残されてしまう。重力のほとんどない世界で行き場を失い絶望するなかで、取り残された宇宙飛行士はわずかに残された道を模索する。たまたま大気圏外で作業をしていて取り残された女性科学者にサンドラ・ブロック、彼女を励ますベテランの宇宙飛行士にジョージ・クルーニーを配して、一抹の望みも持ち得ない過酷な環境で戸惑いながらも生き延びようとする姿を『トゥモロー・ワールド』のアルフォンソ・キュアロンが描く。

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2013年03月22日

【プロメテウス】エイリアン前日譚は『エイリアン』の謎にどこまで迫るのか



 『プロメテウス』はエイリアンシリーズからはスピンアウトした映画で、もともと『エイリアン』の前日譚だったが、必ず同じ世界とはせずに緩やかな関係に落ち着いた。シリーズすべてと同じ時系列に無理矢理閉じ込めると展開が窮屈になるためだろう。とはいえ、完全にエイリアンシリーズとは別物語にしてしまうと観客の興味が薄れるので、含みを残したまま展開しそうである。

 おそらくリドリー・スコットは、自らが監督した『エイリアン』との整合性は保たれるようにするにしても、『エイリアン2』以降の設定は軽んじそうだ。すでにウェイランド社の創業者はビショップ・ウェイランドではなく、ピーター・ウェイランドだということになっており、ビショップの息子がピーターというわけではない。ここではエイリアンが主軸ではなく、『エイリアン』に登場したスペースジョッキー=エンジニアが探索のテーマとなっている。

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2012年06月26日

【リアル・スティール】ATOMはなぜZEUSに負けなかったのか



 リチャード・マシスンの『リアル・スティール』という短編集にある『四角い墓場』を原作とした映画が『リアル・スティール』である。家族を捨ててロボットボクシングにのめり込む駄目オヤジと、ロボットボクシングゲームに逃避する息子が母親の死をきっかけに再開し、パートナーとしてリレーションを築くなかで親子の情愛を取り戻すまでを描く

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2012年01月14日

【世界侵略:ロサンゼルス決戦】海兵隊はジョン・ウェインがお好き



 1942年にロサンゼルスに襲来したと言われる未確認飛行物体の事件を背景に地球の資源を狙った宇宙人に世界的規模で侵略される中、ロサンゼルスで侵略に立ち向かう海兵隊の1小隊の活躍を描いたもの。侵略もののディザスタームービーというより、現代ものの戦争映画。公開前の評価は今ひとつだったが、期待せずに観ると決してまずくなかった。

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2011年12月26日

【トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン】ネタバレで探る月の裏側の謎



 マイケル・ベイのトランスフォーマー三部作完結編。サイバトロン星で消息を絶ったオートボットの前指揮官センチネル・プライムが月の裏側で発見される。センチネル・プライムはオプティマス・プライムの持つリーダーのマトリックスで蘇生するが、サイバトロン星復活のためにすべてを捨てた行動にでる。

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2011年12月14日

【デビルクエスト】黒死病の侵入と十字軍を強引に結んだアクション活劇



 14世紀中葉にヨーロッパで猛威を振るった黒死病(ペスト)の原因と、その原因を探りをそれを防ごうとするヒーローに十字軍の騎士を据える。十字軍でありながらイスラムとの戦いに疑問を持つ最強の騎士ベイメンとフェルソンにニコラス・ケイジとロン・パールマンを配して、黒死病を呼び込んだ魔女を修道院に届ける旅をアクションシーン満載で活写する。

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2011年12月03日

【パンドラム】宇宙船で再現されたオーク鬼生誕の秘密



 西暦2174年を舞台にしたスペースシップスリラーSF。地球の資源が枯渇し、人類が争い合う中、人間の移住できる惑星「タニス」が発見される。惑星「タニス」に移住すべく6万人を乗せた宇宙船エリジウムがつくられて人類の未来を担って旅立った。乗員・乗客が冷凍睡眠のまま航行する中、操船する3人のクルーに驚くべき事態がもたらされた。

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タグ:パンドラム
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2010年01月24日

【アバター】ジェイクはなぜナビィに逃避するのか



 『アバター』という映画は、一にも二にも、誰もが想像し得ない異世界の構築がテーマである。ストーリーに主たるテーマはない。敢えて言えば『アバター』は映像革命を伴った、新しい時代の叙事詩であるといってよい。日本の映画評論家は『アバター』を真正面から理解できないようでなかなか困ったものである。はてさてオスカーはどうなる。

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タグ:アバター
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2010年01月22日

【G.I.ジョー】シエナ・ミラーはアクション映画のニューヒロインになるか



 スティーヴン・ソマーズ監督のアクション大作。ハムナプトラシリーズ、『ヴァン・ヘルシング』は過去に題材をとったが、今回は近未来を舞台に最新兵器を駆使した戦闘アクションが繰り広げられる。G.I.ジョーと世界制覇を企む武器商人との戦いがスピーディなテンポで展開する。

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2010年01月16日

【007/慰めの報酬】「QUANTUM」の黒幕はジョージ・ソロスか?



 ダニエル・クレイグジェームズ・ボンドを演じる新生007第二弾。南米ボリビアを舞台に傷ついたボンドの心は、同じトラウマを抱える同志を得てさらに頑なになっていく。ボンドガールにオルガ・キュリレンコ、敵役にマチュー・アマルリックを迎えて秘められたボンドの復讐心はさらに燃え上がる。

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2010年01月12日

【アバター】異世界映像のリアリティを極める映画だった



 『ターミネーター』で一躍脚光を浴び、『エイリアン2』でSF映画監督として不動の地位をものにしたジェームズ・キャメロンが再び3Dを武器にして取り組んで監督した映画が『アバター』である。劇場公開映画としては『タイタニック』以来になるが、『ターミネーター2』から数えると18年ぶりのSF映画となる。

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2010年01月08日

【ドゥームズデイ】ニール・マーシャルはローナ・ミトラに何を見た



 2008年4月3日、スコットランドのグラスゴーで正体不明のウイルスが蔓延する。致死性と伝染性が極めて高く、ワクチンが開発できないために、イギリス政府は、かつてローマ時代にあったハドリアヌスの壁(長城)より以北を鉄壁で封じ込めた。そして27年後の2035年、ロンドンで再び同じウイルスが発見される。ウイルスで死滅したはずのグラスゴーで人影が見いだされていて、ウイルスのワクチンを求めて、特別部隊が編成されグラスゴーに向かう。

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2009年12月19日

【トランスフォーマー/リベンジ】プライム、サム、シモンズの自己犠牲の精神



 前作『トランスフォーマー』から2年後という設定でサム・ウィトウィッキーが大学に進学するシーンから始まる。どうやら東海岸の大学らしい。図書館から逃げるシーンで使われていたのは、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」でも、シャイア・ラブーフが逃げ回った因縁の図書館というようなことが、音声解説で説明されていた。

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2009年11月12日

【スター・トレック】2009年度版はスポックに始まりスポックに終わる?



star trek.jpg J・J・エイブラムスがメガホンをとって新しく製作された「スター・トレック」は、旧作との違いを際ただせるための工夫がなかなか生々しい。若き日のカークとスポック、マッコイの出会いを描くだけではなく、全く新しいシリーズとして真っ白のカンバスを手に入れる必要があったので、レナード・ニモイも登場することになった。

 ブラックホール○○○○○○説はかなり無理があるが、こうするしかなかったのだろう。いままでのテレビや映画で放映された内容を踏まえた形でリメイクしてシリーズ化することの方が、もっともっと無理があるからだ。過去のテレビドラマ「宇宙大作戦」のカーク船長につないでいく必要はないかもしれない。父親のいなかった今度のジム・カークは、ウィリアム・シャトナーが演じたカーク船長とはまた別のキャラクターになりそうだ。

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2009年09月29日

【バビロン A.D.】希求される最後の審判の「神」



 ヴィン・ディーゼル主演の近未来SFが『バビロン A.D.』である。世界的に低強度紛争やテロが鳴り止まず、世紀末を感じさせるような時代設定の中で、見せ場のあるアクションを盛り込みつつ、退廃的・冒涜的な現代をバビロンに譬える。

 元傭兵でテロリストのトーロップが、ニューヨークに行くまでの道のりが分かりにくい。馴染みのない地名が多いためだろう。トーロップが最初にいたのは「新セルビア」だ。旧ユーゴスラビアのセルビアだと思われるが、あえて「新」と付けるということは、紆余曲折があってあらたに生まれた「セルビア」なのだろうか。つづいて移送用ヘリで車ごと運ばれるのはキルギスタンの山中にある尼僧院。キルギスのどのあたりだろうか。

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2009年07月01日

【デス・レース】デスレース2008は究極の娯楽か、現代版グラディエーター



090701-01.jpg 冒頭のナレーションにあるように、この映画は現代版の『グラディエーター』といってよい。古代ローマの剣闘士の戦いを現代風にしてスピード感を煽っている。それが近代兵器で武装した自動車同士のレースという設定なのである。刑務所が民間委託されても、囚人同士の殺人レースが行われることはないだろうが、普通のカーレースでもクラッシュする瞬間を見たくて観戦している人も結構いるだろうから、そういうレースがあれば金を払う人はけっこういるだろう。

 ストーリーもリドリー・スコットの『グラディエーター』に近いものがあるかも。図らずも殺人刑務所のレーサーにされてしまった主人公は、自らの運命に立ち向かっていく。最後に復讐を果たしたのは本人ではないが、運命に逆らうのもまた運命ということか。

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2009年06月13日

【24 -TWENTY FOUR- シーズン6】ジャック・バウアーの手かがりを追う旅はまだまだ続く



 『24 -TWENTY FOUR-』は以前にシーズン3まで観ていた。ディアゴスティーニから発行されている解説書付きの本を買っていたが、結構値が張るので止めてしまった。定期発行されているので途中で止めてしまうと、追いつくのは大変である。結局39号まで買ったものの続かなかった。ただし、ディアゴスティーニの解説書はけっこう面白いので、手元に置いておきたい思うことはある。

 シーズン4以降観るのを止めた理由はシーズンが新しくなっても、基本的な構成はだいたい同じだからである。悪く言えばシーズンを重ねてマンネリ化しているように感じ始めたからだ。

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2009年05月24日

【トランスフォーマー】過激映像はパート2でさらにヒートアップするか



090524-01.jpg 『トランスフォーマー』はなんといっても映像がすごい。「すごい」などという安易な言葉は使いたくないが、主人公をはじめとしてすべりまくっている登場人物の設定や、味方のトランスフォーマー、オートボットオプティマス・プライム」の陳腐なセリフを払いのけるだけのリアルな映像と、観客に考える暇を与えないスピード感のあるストーリー展開は、これこそが映画の醍醐味ではないかと思わせるものがある。

 映画は、まず、カタールの米軍基地から始まる。カタールはアラビア半島の東部にある。東部といより、アラビア半島の北岸の真ん中あたりだ。首都ドーハの方が日本人にはよく知られているだろう。カタールには、アル・ウディード航空基地がおかれている。航空基地だが、空軍専用の基地ではない。中東最大規模の米軍拠点だそうだ。

 CV-22オスプレイ(オスプレイ=ミサゴ)という輸送用ヘリコプターで兵士が基地に帰還する。兵士は陸軍の兵士なのに、CV-22は空軍のモデル(陸軍ではV-22という)だったりするのはご愛敬ということで。撮影に使用したニューメキシコのホロマン基地が空軍の基地だったので、CV-22を使ったのだろう。

 つづいて、「シコルスキー MH-53 ペイブロウ」ヘリコプターがやってくる。MH-53は汎用の軍用中型ヘリコプターだ。連絡しても返事がない。機体番号を調べると、どうやらアフガンで撃墜された機体らしい。ディセプティコンズの1人、ブラックアウトがその正体であった。

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2009年04月10日

【イーグル・アイ】テロと管理社会への強迫観念がテーマの映画だった



イーグル・アイ [Blu-ray] アクション映画を製作するのは難しい。派手なアクションのためにはそれなりの理由が必要だ。ファンタジーとして割り切れば派手なアクションには限界がないが、その場合はよほど「見せる」絵が必要だろう。『トランスフォーマー』などは、SFというよりファンタジーのノリだろう。

 アクション映画を手がける監督は、より現実的な設定のなかでリアリティを求め、なおかつ派手なアクションをちりばめたい。さらに最新テクノロジーを組み込んで、観客が

今の技術でそんなことが可能なのか


と思わせることが必要になってくる。実際できなくても、そう思わせることが大事である。しかし、この映画はよりリアリステックにサスペンスフルに盛り上げているが、最後まで見るとやはりSFだった(まあでもアクションに分類しておくけど)。

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2009年02月27日

【007/カジノ・ロワイヤル】ラストで辞表を撤回したボンドの閉ざされた心



090227_CASINO ROYALE.jpg 『007/カジノ・ロワイヤル』はなんといっても、冒頭のマダガスカルのシーンが緊迫感があっていい。マイアミ空港の派手なアクションシーンよりも、マダガスカルは出色だろう。ありきたりのアクションシーンではなく、生身の体で演じているようなシズル感が伝わってくるではないか。

 今回のジェームズ・ボンドは、なんとMI6に辞表を書くのだ。辞表を書くジェームズ・ボンドは普通では考えられない。勧善懲悪のスパイものではなく、悩めるスパイになったのが、ダニエル・クレイグの007ということだろう。どちらかというと、主人公のキャラクターは『24』のジャック・バウアーに近いかも。悩めるヒーローでなければ、観客は共感できないのでしょうな。

 
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2009年01月08日

【ダークナイト】ジョーカーはサタンの囁き



090108-02.jpg 前シリーズのバットマンは、基本的に勧善懲悪のストーリーで、バットマンは揺るぎない精神で悪と立ち向かった。ただし、「悪」役キャラクターの背後にある人間性をかいま見せることで、悲しい悪役を創出した。

 今回のクリストファー・ノーランクリスチャン・ベイルのコンビでは、悪役は不動の存在であり、ヒーローたるバットマンの心が大きく揺れ動く。悩めるバットマン、弱い心を抑えきれないバットマンが描かれる。前作の『バットマンビギンズ』で腐敗していても人間に希望を持って立ち上がったバットマンが、『ダークナイト』では自らの限界を知り後ずさりしてしまうのだ。

 悪役は不動の存在だ。かれらがバットマンの敵になるのは、妥協を許さない価値観の相違である。『ダークナイト』冒頭の銀行襲撃のシーンでも、ウィリアム・フィクトナーのマネージャーが「信念はあるか」と聞きただすシーンがあるが、ジョーカーには確固たる信念がある。『バットマンビギンズ』でもリーアム・ニーソンが演じるウェインの師匠デュガードも、ゴッサムシティを破壊することになんら躊躇はない。ぶれない悪役が、バットマンの心の襞に怪しい光を当てているのだ。

 
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2008年12月03日

【インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国】4部作に続きはあるか?



081203-01.jpg DVDのインディ・ジョーンズ 4部作dvd-boxはリリースされている。まさか四部作になるとは予想せず、三部作の「アドベンチャーズ・オブ・インディ・ジョーンズ コンプリートDVD」というのを以前買ったのですこし残念。DVD仕様の四部作は「インディ・ジョーンズ コンプリート・コレクション [DVD] 」というらしい。

 気になるのは、ブルーレイ(Blu-ray)の4部作ボックスをリリースするのかということ。まあ、この次を作るかどうかは難しいと思うので、4部作で完結だろう。前作を越えることができない映画だとしたら、これ以上作るのはスピルバーグやルーカスにとっては無意味に違いないシャイア・ラブーフで次世代編を作成するとかは言わないだろうしね。テレビドラマだったらありかもね。

 
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2008年11月30日

【NEXT -ネクスト-】2分先の未来をレビューする



081130-01.jpg この映画を観て思ったのは、ニコラス・ケイジはコレクターなのではないか、ということだった。コレクターというのは、ヒットしそうなテーマと俳優を組み合わせるコレクターという意味である。そして、そこそこ観せる映画を製作する。

 『ナショナル・トレジャー』のようにヒットした映画は続編を製作するが、たいていは同じ系統の映画は製作しない。まあ、自分の映画会社を持っているので、俳優としてだけではなくプロデューサーとして映画を作り続けなければならない事情もあるにしても、このコッポラの甥の映画はけっこう同じジャンルの映画は少ない。まあ、金のかかる歴史物の大作はまだのようだけどね。

 
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